不妊症の定義と原因を解説します。

不妊の定義とは

どれくらいの期間、妊娠しないと不妊症と云われるのでしょうか?世界産婦人科連合(FIGO)による不妊の定義は「受胎年齢に達した男女が結婚後、正常な性生活を送り、特別な避妊等をしていないのに2年経過しても妊娠しない状態」としています。通常、排卵期に性生活を営むと約15%の確率妊娠します。そして性生活を続けていると2年以内に約90%のカップルが妊娠します。これらのデータからきています。今日本では約100万組の夫婦が不妊症に悩んでいるとわれています。

 

 

不妊の原因

今ではとんでもないことですが、昔は不妊の責任は女性のものとされてしまっていました。「嫁して3年、子なきは去れ」など侮蔑されたり離婚させられることもありました。近年は理解が進んでいますが、不妊は男女ともにあります。WHOが不妊症のカップルを調査したところ不妊の原因の約半分は男性にも原因があるとわかりました。このように不妊は夫婦そろって検査を受けるのが原則です。赤ちゃんはふたりが協力し合って授かるものです。身体・生理的な問題だけでなく、精神的な面も不妊にかかわってきます。ですので夫婦そろっての心のケアが大切になってきます。

 

女性に原因がある場合

 

排卵障害

成熟した卵子が卵胞から飛び出すことを排卵と云います。この排卵が正しく行われないことを排卵障害と云います。女性の不妊の10%を占める原因です。

 

卵管障害

卵管は卵巣と四球をつなぐ細い管で卵子・精子・受精卵が通る管です。ここに異常があると卵子と精子が卵管に進出できなくなるので不妊症になります。女性の不妊の30%を占めるもっとも多い原因となっています。

 

子宮着床障害

卵子と精子が受精してもホルモン分泌や子宮に異常があると、子宮内で受精が上手く着床できず、不妊の原因となります。

 

その他の原因

女性の生殖器官は妊娠、出産という大切な働きをするためにホルモンの分泌によってコントロールされて、デリケートに作用します。よって、薬物、たばこ、アルコール、生活習慣病、ストレス等によるホルモンのバランスが崩れると不妊症を招く要因となります。

 

 

男性に原因がある場合

 

性行障害

インポテンツのように陰茎が勃起しないこと早漏や遅漏のように射精に関する障害が挙げられます。

 

精子の通過経路の障害

以下により発生します。

  • 生まれつき精管が無く射精できない精管欠損症
  • 鼠径ヘルニアの手術が原因で精管が閉鎖してしまうこと
  • 性病による精巣上体炎・精管炎

 

精子の異常

男性不妊の80%を占める原因です。以下が想定されます。

  • 精嚢や前立腺から出血して精子に血液が混じる血精液症
  • 前立腺炎や精嚢炎などが原因で精液中の白血球が増えて精子の運動を低下させる膿精液症
  • 男性ホルモンが少ないことによる精液欠乏

 

その他

女性不妊と同様、ストレス、糖尿病のような生活習慣病、たばこ、アルコール等による勃起力低下等が原因となる場合があります。

 

 

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