マカの歴史と効能について解説します。

マカの歴史

古来から、マカはアンデスの人々に天然生薬として珍重されてきました。スペイン語であるマカ「Maca」という名前の起源はギリシア語のLe pidionで、マカの実がが小さな卵のような形をしていることからつけられたと云われています。マカはアブラナ科の植物でインカ帝国時代には滋養強壮食として特権階級に給されており、アンデス高地で栽培されてきました。

 

スペイン軍とマカの物語

インカ帝国が連れてきた軍馬が厳しいアンデスの機能に繁殖力を失って絶滅しそうになりました。マカが生命の源となる薬草であることを住民から聞いた兵士がマカを馬に食べさせたところ、馬はたちまち元気になって絶滅を逃れ、インカ帝国を征服することができたという物語があります。皮肉ですがアンデスでマカが栽培されていなければ、インカ帝国はスペイン軍によって滅ぼされずにすんだのかもしれません。

 

マカの育つ環境

マカには様々な種類があります。そのうちの11種類がペルーはアンデス地域に分布しています。栽培の中心地はボンボン高原というアンデス山脈の高地で、赤道直下、海抜4000mを超えるために日中は強い日差しにさらされますが、夜になると麗華10度まで気温は下がります。高地のため風も強く、年間平均気温は7度いかと大変厳しい環境にあります。このような自然環境に負けない強い生命力を持つ高品質なマカが栽培されてきたのです。

 

マカの成分

マカの主成分はタンパク質です。各種の必須アミノ酸を大量に含んでいます。必須アミノ酸は全身の細胞組織をつくり、生命を維持するために必要な栄養素ですが、体内で合成することができないので、食事によって食品から摂取しなくてはなりません。普段の食生活メニューは良質なたんぱく質はどうしても不足しがちです。マカがアンデスで栄養補給の必需品として珍重されてきた理由はここにあります。その他にビタミンB1、B2、B6、B12、Eやカルシウム、リン、鉄、亜鉛などのミネラル、アルカノイド、アントシアニン、サポニン、テルペノイド、等のフラボノイドや活性成分も豊富に含まれています。

 

マカの効能

 

エネルギー増強作用

過労やうつ病、ストレス等の心身の緊張を解消して神経組織の働きを穏やかにします。

 

滋養強壮

ホルモンの分布のバランスをととのえ、生殖器官の働きを活性するので、性生活を豊かにして不眠症の解消、月経不順、精子の造精機能を強化します。

 

その他の機能

貧血、胃炎、腎炎などを改善して、脳の全般的な機能を強化します。マカはホルモン系や生殖器官を刺激して妊娠を促進させるのはもちろんのこと、若返りを促して老化を防止する作用や月経不順、月経痛、心身の疲れなどの解消にも役立ちます。さらに免疫力を向上させて生命のエネルギー源となる働きもあります。このように、マカが不妊症だけでなく滋養強壮にすぐれた効果のある天然の生薬であることがわかります。