男性の不妊検査について解説します

精液検査

射精後、1時間以内、遅くとも2時間以内の精液を採取して状態を調べます。毎日射精をしていると薄くなってくるので4日以上、禁欲した後に用手法(マスターベーション)によって専用の容器に射精します。どうしても病院で採取できない場合は自宅に容器を持って帰って採取することになります。採取された精液は次の項目がチェックされます。

 

精液量

個人差がありますが、3から6mlが平均値です。0.5ml以下の場合や射精がない場合は精液過少症、無精液症が疑われます。

 

粘稠性

粘り具合を調べる検査です。専用の測定器を使用するのが一般的ですが、親指と人指指に精液をはさみ、指を離したときの胃との引き具合で調べることもあります。この場合、1cmくらい糸をひけば正常です。精液の粘りが強すぎると精子の運動の妨げとなり、粘りが弱い場合は数自体が少ないのです。

 

PH

酸性かアルカリ性かを調べます。正常値はが7.1から7.4で弱アルカリ性を示します。PHが低下すると精子の運動機能も弱まるとされています。

 

精子の運動率

精液1滴をガラス板にのせて顕微鏡でのぞいて運動している精子の割合を確認します。個人差はありますが、射精後1時間で80%、3時間で60%、6〜8時間で25%、24時間で5%の精子が活動していれば正常です。

 

濃度

精液中の精子の数を測定する検査です。1ml中に約5000万から6000万個が正常値となります。2000万から5000万個は比較的精子減少症、2000万個以下は精子減少症、500万個以下は絶対精子減少症、全くない場合は無精子症で治療が必要です。

 

外性器の計測

専用の測量機で陰茎の長さと太さを調べます。長さが5cm以下なら問題ありません。男性の中にはペニスの長さを気にする人が多いようですが、性器の見た目に関係なくスムーズにセックスが行えて健康な精子を射精できれば妊娠は可能です。

 

その他の検査

その他にも陰嚢に腫瘍や水腫がないか、陰嚢の中に睾丸が降りているか、睾丸の大きさと硬さ、位置、表面の異常がないか等も検査の対象となります。また、外傷や性病の有無、前立腺異常などもチェックされます。

 

原因わからない時に行われますフーナーテスト

性行後テストとも呼ばれます。セックスを行った後、2時間から4時間以内に病院にいって受ける検査です。膣内に射精された精子が膣から子宮頸管をとおり子宮に入っているかどうかを調べます。男女の免疫が相性悪いと精子が膣内の粘液中を泳いでいるうちに活力を失い、子宮管内で死滅してしまうため子宮に到達せずに妊娠できません。検査では膣、子宮頸管、分泌液を採取して精子の状態を顕微鏡で調べます。活動している精子が基準値以上にあれば男女の適合性に問題がないとされますが、少ない場合は女性の体が男性の精液を異物と判断して免疫機能が働いて精子を攻撃して排除しているのです。この場合、妊娠を成立させるには精液を直接子宮内に注入する人工授精化体外受精しかないのです。

 

男性の不妊症にも当然、マカは効きます。